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MAKYO芸術協会ネットギャラリー

オンラインで作品を展覧しています。

2026年「新田 邦子」個展

推薦の言葉

新田邦子さんは1993年に馬驍水墨画協会(現MAKYO芸術協会)に入会しました。協会の教室で馬驍先生と王荻地に師事し、水墨画の伝統的な技法を学ぶとともに、立体感、空間表現、遠近法、光と影の描き方といった西洋画のデッサンの基礎も習得しました。
MAKYO芸術協会では、水墨画を多くの方に楽しんでいただくための普及活動に努める一方で、生徒の才能を見出し、より本格的な水墨画教育を通して将来画家となる人材を育てることを重視しています。水墨画の制作方法を学び、創作理論を理解し、最終的には自由に自分自身の創作活動に取り組めるようになることを目標としています。そんな中、新田さんをはじめとする生徒達は34年にわたる学習と研鑽を経て創作力を磨き続け、多くの優れた作品を生み出してきました。
協会は2013年、『現代水墨画作家作品集』(日貿出版社)を出版し、新田さんを含む40名以上の会員の秀作を精選して掲載しました。
しかしながら、名実ともに真の画家となるためには、不断の努力と多数の作品を制作する能力ばかりではなく、様々な面での修養が必要です。新田邦子さんは、まさにそれを長年にわたって実践し続けています。
新田さんは馬驍先生の潑墨画技法を研究し、自身の創作の中に取り入れています。彼女はそれを単に模倣するのではなく柔軟に応用することで、作品に躍動感を生み出しています。その大胆にして細心な虚実の表現は画面に柔らかさをもたらし、作品の芸術的な境地を深めています。芸術性と個性の昇華が相まって、新田さんの作品をさらに魅力的なものにしているのです。
馬驍先生の指導のもと、MAKYO芸術大賞展では毎回一つのテーマを掲げて美術理論に関する研究課題を取り上げてきました。たとえば、2017年には「抽象と具象」、2011年には「創作における再現と表現」、1998年には「創作技法の探究」、2001年には「心の表現」、2002年には「題材・主題の研究」などです。こうした創作研究を通して会員達は着実に芸術への理解を深め、数々の秀作を生み出してきました。中でも新田さんの並外れた努力、大自然の美しさへの理解と深い愛情、そして常に新しい感覚と発想を持ち続ける豊かな感性は、彼女が優れた水墨風景画を数多く創作してきたことの基礎となっています。
新田さんが今後も真摯な努力と探究の歩みの中で、さらに素晴らしい作品を生み出していくことを期待しています。

                                            MAKYO芸術協会 王荻地
                                            2026年3月吉日

1947年 広島県生れ、埼玉県在住

1969年 県立広島大学(旧県立広島 女子大学文学部)卒業

1993年 馬驍水墨画会入会以来、馬驍先生、王荻地先生に師事し水墨画伝統の考え方、筆法を学ぶ

現在   現在 「美杉墨彩会」「墨和会」講師

 岡山県知事賞「乗鞍五月」 2023年

★馬驍芸術大賞展

 馬驍芸術大賞 「双瀧共鳴」2000年

★全国水墨画秀作展

 秋田魁新報社賞「降雪の山寺」2004年

★全国水墨画秀作展 

 大賞「朝光さす四方街」2007年

★台北国際水墨画展

 国際芸術大賞「雨のドレスデン夕べのコンサートへ」2008年

★「現代墨の作家展」出品 「朝光さす四方街」「麗江月下」2008年

★日中水墨画交流展出品 (1994年~1998年)馬驍水墨大賞展(1999年~2011年)

★馬驍水墨画会作家展出品 (2012年~2017年)

★馬驍水墨画会「墨の作家10人展」 出品 2015年

★日本、中国水墨画合同展

 岡山県知事賞「乗鞍五月」 2023年

水墨画を始めたきっかけはNHK学園オープンスクールで「山水画」(初心者のみ)という講座があり、その(初心者のみ)という文字に引かれて受講したのが始まりです。

しかし2年経過した頃、講師の先生が渡米してしまい、「さて、この先どうしたものか?」というとき、たまたま台湾出身の先生の作品展にフラリと入り「水墨画の先生をさがしているのだったら」と紹介して戴いたのが大塚の「馬きょう水墨画展示館」の水墨画教室でした。

 

「縁」というものはふしぎなもので、その展示館で更に「今、馬驍先生の作品展がある」と教えられ、その足で馬驍先生の作品展を観に行きました。

 

すると私の思っていた水墨画とは違う多様な表現で大胆さと繊細さを合わせた表現でした。「墨と水だけでこういう表現ができるんだ」ということに驚かされ画のなかに引き込まれました。

以来、馬驍先生に師事、長年指導を受けることとなりました。

 

馬驍先生からは常々「写真のような絵は描くな」と。画のなかに物語性、大気や雲や霧の動き、余白の意味を考えて描くようにと。そして再現ではなく表現する事を考える事。実際に画を描くときには

画の構図、筆遣い、墨色、伝統の考え方について教えを受けました。

 

馬驍先生が2000年に病気で倒れられてからは奥様の王先生に花鳥を学びました。王先生からは馬驍先生の考え方に加え生き生きとした生命力、対比、明暗、物語性の表現を教えて戴きました。

 

馬驍先生、王先生の二人の指導者に出会えたことは私にとって「幸運な出逢い」といえるもので生涯の師として感謝しています。

お二人の教えを自分の画の中に少しでも表現できたらと思っています。

1.双瀧共鳴_86×57_2000年

2. 麗江月下_86×57_2007年

3. 朝光さす麗江四方街_60×69_2007年 ※非売品

4. 棚田の空に56×75

5. 聖母教会波の綾_75×56_2010年

6. ドレスデン夕べのコンサートへ_45×55_2008年

7. 吊脚楼静寂の中_55×73_2017年

8. 行_70×52_2013年

9. 忍野雪譜_39×61

10. 降雪の山寺奥の院_60×66 ※非売品

11. 槍ヶ岳遠望_42×55

12. 雪形残る季節_53×45

13. 霧氷上高地_45×60

14. 大正池黎明_38×48 

 SOLD OUT

15. ウェンゲンにて_37×51

16. アイガー_38×48

17. 陽光さす聖母教会_47×34 ※非売品

18. コンコルド広場噴水_53×39

19. チェスキークルムロフ_43×31

20. 港町ロヴィニ_39×53

21. ドゥブロヴニク要塞_53×39

22. ドゥブロヴニク聖母教会_53×39

23. ツェルマットホテル送迎馬車 39×53