北京で生まれた馬驍は、日中平和友好条約締結後、母の故郷である日本に帰国しました。永年に渡り低迷していた日中文化交流の架け橋になることを決意して1979年に「馬驍水墨画会」を設立し、2019年には活動40年を迎えました。
画会設立以来の目標は、「水墨画の普及と発展、優秀な人材育成、文化を通じての社会貢献」です。中国で学んだ素晴らしい伝統技法をもとに、東洋美術と日本文化を融合して新時代の水墨画を作り上げるため努力してまいりました。
その活動は、日本国内はもとより中国、欧米諸国など世界に広がり、静岡県立美術館、上海美術館、アメリカ・ロサンゼルスの東方芸術センターなどで「日中水墨画交流展」を開催してきました。
1992年には「日中水墨画交流展」を「馬驍芸術大賞展」に改称。その後も馬驍、王荻地、馬艶という三人の指導者のもと、水墨画の芸術性と会員それぞれの個性を追求して作品創作に意欲を燃やし、絶えずレベルの向上を目指し続けております。
この間、画会の長年の努力と実践の成果として、新時代に即した個性豊かな作品が誕生しました。会員たちが作家となる道を開くため、2012年から2017年まで「馬驍水墨画会作家展」を5回開催し、2013 年には「現代水墨作家」作品集を出版しています。
令和の新時代を迎えたことを機に、「馬驍水墨画会」はさらなる飛躍を求めて名称を「MAKYO芸術協会」と改め、新たなスタートを切りました。併せて、国内外の皆様に展覧会参加の機会を提供するため、「馬驍芸術大賞展」を「MAKYO国際芸術大賞展」と改称し、2019年には国立新美術館にて「第15回MAKYO国際芸術大賞展<国際公募>」を開催しました。
今後も画会の基本理念に基づき、設立当初の目標と方針を堅持しつつ、伝統を踏まえた新しい創作活動を目指してまいります。
MAKYO芸術協会事務局
時期 | イベント・展示会名称 | 会場 | テーマ | 実行委員長 |
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1979年 | 馬驍水墨画会設立 | 静岡市(設立場所) | ||
1980年 | 第1回 馬驍水墨画会会員作品展 | 静岡産業会館 | ||
1981年 | 第2回 馬驍水墨画会会員作品展 | 静岡産業会館 | ||
1982年 | 第3回 馬驍水墨画会会員作品展 | 静岡産業会館 | ||
1983年 | 第4回 馬驍水墨画会会員作品展 | 静岡産業会館 | ||
1984年 | 第5回 馬驍水墨画会会員作品展 | 静岡中部県民サービスセンター展示室 | ||
1987年 | 第6回 馬驍水墨画会会員作品展 | 静岡谷島屋3F ヤジマヤ・ギャラリー | ||
1991年 | 馬驍水墨画展示館、馬驍水墨画会全国本部設立 | 東京・東池袋(設立場所) | ||
1992年 | 馬驍水墨画会会員秀作展 | 馬驍水墨画展示館 | ||
1993年 | 第1回 日中水墨画交流展 | 東京芸術劇場5階ギャラリー | 馬驍水墨画会会員 200人秀作と 中国水墨画巨匠名作展 | 鶴田武良(東京国立文化財研究所美術部部長、美術評論家) |
1994年 | 第2回 日中水墨画交流展 | アメリカ・東方芸術センター (ロサンゼルス) | 丁 紹光(在米中国美術科協会初代会長、国連公認アーティスト) | |
1995年 | 第3回 日中水墨画交流展 | 中国国立上海美術館 | 程 十髪(水墨画家、上海中国画院院長) | |
1996年 | 第4回 日中水墨画交流展 | 東京芸術劇場5階ギャラリー | 日本馬驍水墨画会秀作と 中国北京水墨画家名作展 | 鄧 林(水墨画家、中国東方美術交流学会会長、故鄧小平氏長女) |
1997年 | 第5回 日中水墨画交流展 | 静岡県立美術館 県民ギャラリーA、B | 北岡 文雄(版画家、元日本美術家連盟理事長) | |
1998年 | 第6回 日中水墨画交流展 | 東京芸術劇場5階ギャラリー | 創作技法を探索 | 官 布(画家、中国文化省、中国美術家協会常務理事、中国少数民族美術促進会会長) |
1999年 | 第1回 馬驍芸術大賞展 | 東京芸術劇場5階ギャラリー | 創作の芸術性を追求 | 味岡 義人(松濤美術館主任学芸員、美術史家) |
2000年 | 第2回 馬驍芸術大賞展 | 東京芸術劇場5階ギャラリー | 室伏哲郎先生の特別講演 【私の芸術論】 | 室伏 哲郎(美術評論家、「プリンツ21」編集人、ジャポニズム美術館館長) |
2001年 | 第3回 馬驍芸術大賞展 | 東京芸術劇場5階ギャラリー | 心の表現 | 王 荻地(水墨画家、馬驍水墨画会講師) |
2002年 | 平成14年度 馬驍水墨画会新作発表展 | 馬驍水墨画展示館 | “題材・主題・表現”の研究 | |
2003年 | 第4回 馬驍芸術大賞展 | 東京芸術劇場5階ギャラリー | 芸術との対話 | 北岡 文雄(版画家、元日本美術家連盟理事長) |
2004年 | 第5回 馬驍芸術大賞展 | 東京芸術劇場5階ギャラリー | 書画同源 | 増永 広春(書家) |
2005年 | 第6回 馬驍芸術大賞展 | 埼玉会館第3展示室 | 創作性と個性の挑戦 | 渦尾 延之助(埼玉県日本中国友好協会会長) |
2007年 | 第7回 馬驍芸術大賞展 | O(オー)美術館 | 趣味の水墨画から~創作と個性的な水墨芸術の道へ | 森友 三雄(美術評論家) |
2009年 | 第8回 馬驍芸術大賞展 | すみだリバーサイドホールギャラリー | 東洋の美 | ワシオ トシヒコ(美術評論家、詩人) |
2011年 | 第9回 馬驍芸術大賞展 | すみだリバーサイドホールギャラリー | 芸術創作の再現と表現 | |
2011年 | 馬驍水墨画会作家選抜展 | 中国文化センタ― | 作品の風格と視点 | |
2013年 | 第10回 馬驍芸術大賞展・第1回作家展 | 中国文化センタ― | 日本人の心 | 西村 修一(彫刻家、日本馬術連盟理事) |
2014年 | 第11回 馬驍芸術大賞展・第2回作家展 | すみだリバーサイドホールギャラリー | 各人が捉えた心象、感動を追求、大胆な発想、創作性に富む | 水野 渥(㈱日貿出版社取締役会長) |
2015年 | 第12回 馬驍芸術大賞展・第3回作家展 | すみだリバーサイドホールギャラリー | 絵画・音楽・舞踊の関係 | 中西 舞(舞踊家、書道家) |
2016年 | 第13回 馬驍芸術大賞展・第4回作家展 | すみだリバーサイドホールギャラリー | 歌舞伎と京劇の対話 | 李 文培(水墨画家) |
2017年 | 第14回 馬驍芸術大賞展・第5回作家展 | すみだリバーサイドホールギャラリー | 抽象と具象 | マーク・エステル(フランス人画家) |
2019年 | 馬驍水墨画会を「MAKYO 芸術協会」と改称 | |||
2019年 | 第15回 MAKYO国際芸術大賞展<国際公募> (旧)馬驍芸術大賞展 | 国立新美術館 1階D室 | 日本の心、自由 | 島尾 新(日本美術史家、学習院大学教授) |
所在地: 〒121-0815 東京都足立区島根4丁目21-18(2階)
電 話: 03-5851-9455
F A X : 03-5851-9455
携 帯: 080-6580-6294(馬艶)
メール: info@makyo-art.com
■ アクセス方法:
【電車・鉄道でお越しの方】
東京メトロ 日比谷線/東武スカイツリーライン/東武大師線 「西新井駅」下車 徒歩11分
東武伊勢崎線「梅島駅」下車 徒歩14分 東武伊勢崎線「竹ノ塚駅」下車 徒歩18分
【路線バスでお越しの方】
東武バス、竹14「島根三丁目(北)バス停」下車 徒歩1分
東武バス、竹14「島根二丁目バス停」下車 徒歩3分
東武バス、竹14「中島根バス停」下車 徒歩5分
【お車でお越しの方】
首都高速中央環状線「千住新橋出入口(IC)」から 2.4km
首都高速6号三郷線「加平出入口(IC)」から 2.5km
首都高速中央環状線「扇大橋出入口(IC)」から 3.4km